代表インタビュー
「Made in Japanを取り戻す!」
刀鍛冶から始まった日本のものづくりはただモノを作るだけでなく、丹精込めて使う人の幸せを願いながら行なっていました。
私の祖父であり創業者、そして私の父であり、現会長が
代々「モノを作るだけでなく人を創る工場を目指す」をモットーに
社員一人ひとりの技術だけでなく心の成長にも貢献できるよう経営を行なってきました。
祖父は、広島の原爆投下時に隣町にいたことで九死に一生を得ました。
そして戦後、田舎から米1俵を持ち、上京し、わずか16坪の借地で旋盤1台で機械加工を始めました。
父は経営が厳しい状況で引継ぎ、多くの危機に直面しながらも25年の歳月をかけて経営を立て直しました。
3代目である私も同じ思いを持っており、町工場の1つである弊社を、夢のある会社としてより長く存続させていく考えです。
受注単価の減少や原料価格の高騰、人財獲得の難しさなど、町工場を取り巻く環境は大変厳しいものがあります。
1社だけでできることは限られますが
ものづくりを一緒に楽しめる仲間を増やし、連携していくことで町工場の廃業を防ぎ、技術、雇用を守っていければと考えています。